大規模修繕工事では、どんなところを直すの?

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大規模修繕工事では、どんなところを直すの?

上記は、一般的な分譲マンションの形状ですが、新築から10年を超えると建物の損傷個所を作業用足場を設置して全体的に修繕していく、大規模修繕工事を実施します。
その際に、皆様方が、お見積りを取得する場合は、以下の工事項目にてお見積書を取得することとなります。
工事名称 主な工事内容
1 共通仮設工事 工事全般に掛かる工事(事務所・トイレ・養生等)
2 直接仮設工事 建物周囲に作業用の鋼製足場設置(ゴンドラ使用も有り)
3 下地補修工事 建物の損傷個所の補修工事(ひび割れ・欠損・浮き等)
4 シーリング工事 コンクリートやサッシ廻り等の繋ぎ目のシール材打替工事
5 外壁タイル補修工事 タイルの浮き・割れ・欠け等の補修工事(注入・張替)
6 外壁等塗装工事 外壁及びバルコニー・廊下天井等塗装仕上げ部塗替工事
7 鉄部等塗装工事 玄関枠・PS扉枠・樋等鉄部塗装仕上げ部の塗替工事
8 屋上防水工事 屋上・塔屋防水層劣化部補修の上、新規防水層敷設工事
9 ルーフバルコニー防水工事 ルーフバルコニー床・立上り・天端劣化部補修の上、新規防水層敷設工事
10 バルコニー防水工事 バルコニー床・溝・巾木劣化部補修の上、新規防水層敷設工事
11 共用廊下防水工事 共用廊下床・溝・巾木劣化部補修の上、新規防水層敷設工事
12 階段床防水工事 階段踏面・蹴込み・踊場・ササラ劣化部補修の上、新規防水層敷設工事
13 その他工事 サッシ洗浄・面格子洗浄・室外機移動等個別負担工事
14 現場管理費 現場管理を行う監督に掛かる費用
15 諸経費 一般経費、福利厚生費等
以下は2回目もしくは3回目までの大規模修繕工事で、上記工事以外に多く見受けられる工事です。
工事名称 主な工事内容
  玄関扉取替工事 玄関扉・枠をカバー工法にて取り替える工事
照明器具取替工事 LED灯への交換工事
給水管取替工事 共用部・専有部給水管取替工事
排水管取替工事工事 共用部・専有部給水管取替工事
給湯管取替工事 共用部・専有部給水管取替工事
機械式駐車場改修工事 ストッパー・パレット等老朽化部分の取替工事
機械式駐車場埋戻工事 機械式駐車場解体・撤去の上、埋戻し平面化工事
エレベーターリニューアル工事 エレベーター老朽化対策としてリニューアル工事
外構廻り改修工事 アスファルト舗装改修、外構フェンス取替工事等
尚、補足となりますが、年数の経過しているマンションでは、給水管がVLP管(ビニールライニング鋼管)を採用しているケースが多く、継手部分の錆による腐食、漏水事故が多発したりします。
給水管、排水管、給湯管の設備配管関係は、概ね25年目を目安に取替を行うマンションが多数を占めます。
その際には、以後、取替の必要の無いポリブデン管といった錆びない管材を使用することが多いです。
取替よりもコストが軽減できる内部ライニング更生工事という施工方法もございますが、将来的には、取替が必要となりますので、長期修繕計画案を立案する際にライニングによる配管延命処置にするか取替てしまうか。
メリット、デメリットを検討した上で、決定することをお勧めします。
詳細につきましては、お問い合わせフォームからお問い合わせください。

建築部