マンション(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造の建物)の法定耐用年数は、1998年の税制改革によって、47年と定められました。
これは、毎年減価償却をしていき最終的に償却がゼロ=建物の価値がゼロになるのが47年という意味です。
したがって、47年で建物の寿命を迎えるわけではありません。
勿論、新築時から一切、維持保全のための大規模修繕工事を行わない場合は、仕上げ材である防水材、塗装材の耐用年数がそのまま建物の寿命に直結しますので築20年で、ぼろぼろの建物というのも一部、散見されます。
特に沿岸部や山間部の裾野は、塩害がありますから、維持保全工事をしなければ、寿命は短くなります。